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ベルギー人オーナーのウォルターさんとイブさん「北海道が好きで」

 Hokkaido-villageは北海道の料理や観光を紹介するwebマガジンですが、今回はベルギー料理。北海道があまりにも好きで、レストランを札幌に開いたベルギー人2人組を紹介します。お店の名前は「フランダースの犬」。札幌では珍しいベルギーの地ビールと伝統料理が堪能できるレストランバーです。


ベルギー直送のアンティーク家具で食事

 南1条の市電通りに面したお店に入ると、木製のテーブルや椅子などアンティークな家具が迎えてくれます。共同オーナーのウォルターさんとイブさんが故郷のベルギーで仕入れ、コンテナに積んで運んできた品々。200年以上も前にベルギーの城で貴族たちが使っていたセンターテーブルが目を引きます。

 バーカウンターや棚、ドア、床のタイルまで、店内のアイテムの大半がベルギー産で、「日本で買った物はレジくらい」とウォルターさんは言います。

バニラやチェリーフレーバーで気軽にビール

 温もりある椅子に座ってドリンクメニューを開くと、ずらっと並ぶビール。すべてベルギー産の地ビールで、生ビールが8種類、瓶ビールが27種類もあります。

 チェリーやオレンジなどフルーツフレーバーがベルギービールの特徴で、いわゆる「ビールの苦み」が苦手な方でも楽しめます。ほのかなフルーツの香りが心地よいです。

 バニラやチェリーフレーバーは女性に人気。一方、お酒に強い男性ならアルコール度数11%のビールなんてのもあるそうです。

 ビールの美味しさを引き立てるのが、ビールグラス。それぞれの味に合わせて、別々の形のグラスを使う徹底ぶり。バーカウンターには、生8種類のビールサーバーが並んでいて、手際よくグラスに注いでいくウォルターさんが格好いい。

 仕事帰りに立ち寄った会社員・須田孝司さんは「札幌で味わえないベルギービールの味と豊富な種類。楽しいですね」と話してくださいました。

ベルギー家庭料理を振る舞う日本人シェフ

 ビールに並んで札幌でなかなかお目にかかれないのが、ベルギーの伝統料理です。「ベルギーシチュー」(1000円)はビーフをブラウンビールで煮込んだシチュー。ベルギーの主食であるマッシュポテトと野菜を混ぜた「ストゥンプ」を添えた、ベルギーの定番家庭料理が楽しめます。

 最近人気なのが「コルドンブルー」。豚肉の中にハムとチーズを詰めて、パン粉で包んで焼いたメニュー。生ハムの塩けと、まろやかなチーズがマッチした逸品で、油で揚げないのでヘルシーなのも女性に好評だそう。

 料理を担当するのは、日本人シェフの前川七恵さんとアシスタントシェフの黒島昌子さん。前川さんはカナダやフランス、日本など世界各国で修業をしている料理人です。「ベルギーの本格料理を提供すること」が同店のコンセプトで、ウォルターさんの母からベルギーの家庭料理の味を学ぶなど、味のリアリティに力を入れています。

「北海道LOVE」

 ビールも料理も、内装もベルギー。札幌にいながらにしてベルギーの雰囲気を満喫できるのが「フランダースの犬」。店名は、アニメ「フランダースの犬」の舞台となったアントワープが、両オーナーの故郷だったことから。生粋のベルギー人が何故札幌に?質問すると、2人とも声を合わせて「北海道が好きだから」と笑顔でした。

 ビールや料理はディナータイムだが、11月からランチタイムにベルギーワッフルが楽しめるようになる予定。本場のワッフルを食べるチャンスです。

SHOP DATA
ベルギーレストラン&バー「フランダースの犬」
札幌市中央区南1条西8丁目
пF011-211-6166  営業時間:17:00〜1:00